構造計算・構造図の作成
2×4(ツーバイフォー)住宅の構造計算・構造図(基礎図・各伏図)の作成を行います。
建築基準法上「4号建物」と呼ばれる2階建ての木造住宅は、通常、壁量計算を行っています。壁量計算では、地震力・風圧力の水平力に対して耐力壁の存在壁量が必要壁量を上回るように計画して構造の安全を確認します。
しかし、2階の床がたわんだり、傾いたりしないための各部材のチェックはすることはできません。
そこで 構造計算をおすすめします。
構造計算の許容応力度計算では、耐力要素を壁倍率ではなく許容せん断力(壁倍率×壁長さ×1960N)で表し建物重量を考慮して地震力などの水平力がこの許容せん断力を超えないことを確認します。
さらに鉛直力(外壁など固定荷重などによる長期応力、地震力などによる短期応力)に対して、まぐさや梁など各部材の安全を確認します。